まず、証拠保全のため、次の事項を保存の上、印刷してください。

・ 対象となったオークションの番号、ＵＲＬ、ページ画面
・ 出品者のＩＤ・ユーザー名等、出品者が特定できる情報
・ あなたのＩＤ・ユーザー名、あなたが特定できる情報
・ 相手がわかる場合はその氏名・住所・電話番号
・ 送金先の銀行名（郵便局名）、口座番号、口座名義
・ 送金した事実がわかるような書類の写し（入金時の振込用紙や現金書留の控え等）
・ 出品者とのメールのやり取り
・ 出品者とのメールやり取りに関するメールのヘッダ情報
・ いきさつや、対応等を明らかにできる記録

相手に対し、内容証明郵便等で「商品を送ってもらうか、現金を返して欲しい　」等、契約の履行について督促してください。 また、140万円以下であれば、簡易裁判所に対し、それ以上については、地方裁判所に対し、訴訟等を提起することによって、相手に対し、契約の履行を求める方法もあります。 　簡易裁判所では、簡易裁判所民事手続案内サービス（音声又はＦＡＸによって，簡易裁判所の民事手続についての分かりやすい説明を２４時間，年中無休で受けることができるサービス）を提供していますので、一度確認してみてください。

相手と連絡が取れなくなるなどあなたが詐欺被害に遭われたとお考えならば、１で説明している資料を持参の上、あなたの住所地を管轄する警察署に事前に連絡の上相談に行かれてはいかがでしょうか。

・ 取引を使用する際は、エスクローサービス等の安全な取引方法を使用する。
・ 売り手の住所・電話番号を確認する。
・ 商品の発送は記録が残る方法で発送してもらう。
・ 取引の安全性が確認できない場合は取引を中止する勇気も重要です。
・ 相手の手元に商品が無い取引は、相手が倒産等した際、解決が困難なため、できるだけ行わない。
・ 海外からの出品については、トラブルが発生した際に、解決が困難なため、取引はできるだけ行わない。
・ 取引を行った際の資料については後のトラブルのため残しておく。
・ オークションのルール外の取引（オークションを切っ掛けとするメールでの直接取引等）については、トラブルの要因となるため、できるだけ行わない。