ネット誹謗中傷・風評被害 体験談
学生時代の過去を暴露されたケース
ネット上で個人情報を晒されてしまうトラブルをよく見かけます。その場合身近にいる人が犯人である可能性もあるのでなんとも厄介ですが、そんな状況とはちょっと異なる形でトラブルに見舞われたことがあります。学生時代の情報をネット上で暴露されてしまったのです。
その書き込みにはわたしの出身学校、クラス、部活、さらには当時付き合っていた人の名前までもが書かれていました。一体どうやって調べたのかと疑問に思いましたが、学生時代のクラスメイトや部活仲間なら覚えている人もたくさんいるでしょう。しかもその中には今わたしと直接付き合いのない人だっているのです。その場合はもちろん調べようもありませんし、動機だってわかりません。
その書き込みはわたしに限定されたものではなく、同級生のほかの人の個人情報も暴露されており、面白半分で行ったのかもしれません。暴露された過去の内容はとくに問題があるわけではありませんが、やはり気味が悪いもの。また同級生や近所の人が見たらわたしのことだとわかってしまうかもしれません。そう考えると恐ろしいものがあります。
よく考えれば卒業アルバムなどを見れば学生時代の情報は容易に収集することができます。同級生なら学校生活のことも思い出すことができるでしょう。そういったことがネット上で公開されるリスクがあるのですから、情報漏えいや誹謗中傷対策をもっと社会全体でしっかり行うべきなのかな、と痛感させられました。