ネット誹謗中傷・風評被害 体験談
不倫だと誹謗中傷をされたケース
ありもしないことをさも事実のように書いたネット上の書き込みを良く見かけます。わたしも一度とんでもない被害にあったことがあるので掲示板などでの書き込みの内容は疑ってかかるようにしています。誹謗中傷対策といったところでしょうか。
わたしが受けた被害はあらぬ不倫の誹謗中傷でした。わたしが妻子ある男性と不倫関係にあることを匂わせる書き込みをネット上で発見したのです。その内容は非常に悪質なもので、わたしのことはイニシャルで書かれているものの、わかる人ならすぐにわかるような内容でした。一方その不倫相手とされる「妻子ある男性」については曖昧なことが書かれているだけ。つまり不倫の事実そのものを告発するのではなく、わたしの名誉を毀損するためだけに書かれたのが明らかだったのです。わたしが不倫をするようなふしだらな女であると多くの人に知らせたかったのでしょうか。
この手の誹謗中傷の厄介なところは躍起になって否定すればするほど周囲に怪しまれてしまうことです。かといって完全黙殺しようとすれば否定の余地もなく、黙認したとみなされてしまう恐れがあります。こうした下世話な内容は一度人の目に触れると長く興味をもたれてしまうものです。この被害に遭ってからかなりの時間が経ちますが、今でも偏見の目で見られているのではないか、と思うことがあります。まったくの事実無根、疑惑をもたれるようなことも何一つしていないにも関わらず、こうした誹謗中傷が話題になってしまうのですからネットとは恐ろしいものです。