ネット誹謗中傷・風評被害 体験談
業績に対して誹謗中傷されたケース
成果主義の導入もあり、わたしたちサラリーマンは日ごろから厳しいノルマをこなすべく奮闘しています。しかし成果主義は時として足の引っ張り合いに展開するケースもあります。わたしはまさにそんな被害にあいました。
前に仕事でうまくノルマを達成することができ、社内で表彰されたことがありました。わたしとしても非常に誇らしい瞬間だったのですが、その後わたしの業績を誹謗中傷するような内容の書き込みがネット上で見られるようになったのです。とくにひどかったのはわたしがコネをうまく使って業績を上げることができたと書かれた内容です。まるで上司と私的に親密な関係にあり、うまく仕事がこなせるよう優遇を受けているかのような内容です。さらにはわたしの学歴を公開し、「○○大学しか出ていない彼がこのような業績を残せるはずがない」などとも書かれていました。誹謗中傷を通り越してこれは学歴差別といってもよいでしょう。
この書き込みは職場の人たちの目に触れ、一時期かなり気まずい雰囲気になりました。誰かが犯人だと思われたからです。幸いこの悪質な誹謗中傷を鵜呑みにする同僚はいないようでしたが、一歩間違えばわたしの業績が台無しにされ、昇給や昇進などにも影響を及ぼしたかもしれません。そう思うといまでも憤りを覚えます。
残念ながらこういったケースも起こりうるわけです。ネットを活用する際には誹謗中傷対策も必要になるということでしょうか。なんだか情けないような気がしますね。