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ネット誹謗中傷・風評被害 体験談

同僚の愚痴で誹謗中傷されたケース

サラリーマンは辛い仕事です。厳しい経済状況でますます厳しさを増しています。そのため酒の席でついつい愚痴が出てしまうこともしばしば。酒の席ですればよいのですが、ネットを使ってそれをやると思わぬトラブルを生むこともあります。

ある日同僚が運営しているブログを見て驚きました。仕事の愚痴が書かれていたのですが、そこにはわたしへの不満や悪口が並べられていたのです。こうした場で不満を吐き出すのもひとつのストレス解消なのでしょうが、事実無根の内容、それも誹謗中傷も含まれているとなればとても納得できるものではありません。その内容ではわたしが無能なせいで自分が苦労させられている、自分は有能なのにもかかわらずわたしに足を引っ張られて大変な思いをしている。わたしのような人間と組ませるなんて会社は見る目がない…などなど。

一方的で不公平な内容ですが、事情を知らない人が読むとそれが事実のように見られてしまいます。実際その記事に関するコメントには「ひどい同僚ですね」「同情します」と同僚に理解を示すような内容のものが多々寄せられていました。わたしや同僚を知る人が見ればわたしが誰だかすぐにわかってしまうでしょうし、内容を信じてしまえばわたしの評価そのものが揺らいでしまう恐れもあります。

こうしたケースでは誹謗中傷対策もなかなか難しく、本人に直接苦情を言うのもためらわれるものです。それだけにネットを利用する人は自分がどういったことを書き込もうとしているのかよく考えたうえで投稿してほしいものです。

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