ネット誹謗中傷・風評被害 体験談
争いのとばっちりを受けたケース
「荒らし」という言葉がありますが、誹謗中傷などによって掲示板やサイト・ブログ全体が荒れてしまうこともありますよね。書き込む人たちも途中からは分別を失ったうえ、後戻りできなくなってしまっているのでしょう。ただそれが当事者たちだけの問題で済めばよいのですが、他の人にとばっちりをもたらすようなら大問題です。
わたしそんなとばっちりを受ける形で情報をネット上に公開され、誹謗中傷の対象にされたことがあります。知り合い同士がケンカし、ブログ上で激しい中傷合戦を繰り広げたのがきっかけでした。やめるよう諭しても聞く耳をもたず、ますますエスカレートする始末。本人たちが落ち着くのを待つしかないのかな、と半ば諦め加減でいたのですが、途中からそういうわけにもいかなくなってしまいました。わたしの名前までが公開されるようになったからです。
「○○さんと○○へ出かけたんですってね。あんなダサいところにいくなんて馬鹿みたい」とか「あんたに付き合うなんて○○さんも頭悪いよね」など。わたしに対して直接誹謗中傷が行われたわけではありませんが、正直良い気持ちはしません。何より実名をネット上で晒されてしまうのは厄介な問題です。注意したところで改めてくれるような状況なのか、もっと過激な形で個人情報を公開されてしまうのではないかとしばらくビクビクしながら生活を送ったものでした。
こういう場合、第三者が関わる形での誹謗中傷対策も必要になってくるのかもしれません。ネットとは便利なものである一方、厄介なところもあるものですね。